みなさんの中で賃貸住宅に住んでいる方はいますか?
また、賃貸住宅への引っ越しを検討されている方はいますか?
僕は1年前までURの賃貸住宅に住んでいましたが、引っ越してからずっと騒音に悩まされていました。
「たかが音」かと思って最初は何も思っていませんでしたが、徐々に我慢ができないレベルに。
そんな騒音に関して、僕自身一度下の階の人から怒られたことがあり、恐怖を感じたことがあります。
今回はその出来事についての記事です。
・アパートやマンションの騒音問題と対策

上の階から謎の作業音が・・・
まずはじめに私の状況ですが、住んでいたのは3階の角部屋。
引っ越した時に上下と同じ階の人には一通り挨拶に行きました。
上の階は2人組の老夫婦。
同じ階の人は見た感じ、歳の近い夫婦が1組と子供がいる家族が1組。
下の階は小さな子供のいる家族という状況。
で、引っ越しも無事に終わり家でくつろいでいたある日、
「コンコン、コンコン」
イメージ的には壁に何かを打ち付けている様な軽い音。
はじめは「何だろうなー」くらいでそこまで気にも留めていませんでしたが、夜遅い時間でもなる時があるので段々ストレスに。
イラっとしながらもどこの誰かも分からないし、どうしていいのか分からず我慢していました。

下の住人からめちゃくちゃ怒られた!
それは平日の夜11時を過ぎたころでした。
妻と二人でそろそろ風呂でも入ろうかなんて話をしていた時、
「ピンポーン」
ドアホンの音がしました。
夜の11時に人が来るって・・・

正直恐かったです。男の自分でもドキッとしました。
幸いなことにドアモニターが付いていたので、恐々見てみるとそこには全然知らない男の人が・・・
てっきり間違えて押したのかと思って、しばらく何も言わずに待っていると
「ピンポーン!ピンポーン!!ピンポーン!!!」
明らかに誰かが住んでいることを分かっていて押されてる感。
ずっとこのままという訳にもいかず玄関を少しだけ開けてみると
「ちょっとうるさいんだけど!何時だと思ってる?子供が寝れないでしょ!」
めちゃくちゃ怒った男の人が立っていました。
いきなり怒られてびっくりしている僕に対してその男の人が続けて

片言の日本語でまくしたてられちょっとパニックになったのもありますが、
この時、私がしまったなーと思ったのは「ちょっと前から」と言われた部分に対して、引っ越した直後に組み立て家具を何個か作っていたこともあり、罪悪感から思わず謝ってしまいました。

正直、夜の11時にいきなり人が来て怒られたことでパニックになったことと、穏便に済ませたいという思いもありました。
まさか下の人から怒られるとは・・・
ただこの下の階の住人、玄関でのやり取りが終わった後に振り返ってみると不思議な人だったのです。
よくよく思い出してみると怪しかった
僕は先ほど引っ越してきた時に挨拶をした住人の状況を書きましたが、実をいうと問題の下の階の人には会えていなかったのです。
引っ越してきて挨拶に伺った際、チャイムを鳴らしても反応がありませんでした。
てっきり出掛けてるのかと思い、その後も折を見て何度も訪問しました。
が、結局一度も会う事ができずに事件が起きてしまいました。
ただ不思議だなと思ったのは、怒られた時に男の人が言っていた「小さな子供がいる」ということ。
子供がいるのなら自宅にいるだろうという時間に訪問していた為、何度訪問しても一度も会えなかったというのが不思議。
また、僕らの住んでいる住宅はベランダが外から見える様になっているのですが、段ボールやゴミが積まれていたり、雨が降っているのに洗濯物が何度も出しっぱなしになっていたり、窓も空きっぱなしになっていたりと不審な点が。
こうした様々な状況から、「下の人はなんかヤバいかも」と感じました。
対処としては何をした?
下の住人突撃事件を受けて、私はURの管理事務所へ連絡を入れました。
まずはうちが騒音を出している訳ではなく、上の階から聞こえてくること。
下の階の住人から怒られたこと。
淡々と事実を伝えたところ、「実は他の住人からも同じ苦情が来ています」と管理事務所の方から言われたのです。
というのも、同じ様な作業音(コンコンという音)は他の住人からも何件も苦情が入っていてどうしようか検討していたとのこと。
今回の件で管理事務所の対応としては次の通りでした。
②管理事務所の方が戸別訪問をして状況聞き取り
ただし、結論としてはどこの家が原因だったのかは分からず。
未だに作業音(コンコンという音)は聞こえることはありますが、明らかに頻度は減りました。
その一方で今は夜の11時頃になると子供の走る足音らしき音と振動が・・・
上の階って老夫婦だけだったはずなのに、未だに謎のままです。
なぜ他の家から出る音が聞えてくるのか
そもそも、なぜ他の家からの音が聞えてくるのか。しかもどこの家からなのか特定ができないのか。
②固体伝播音
空気伝播音はテレビや話し声の様に空中に響く音。この音の種類については単純に夜遅い時間は大きな音を出さないようにボリュームに気を付けるといった日常の注意で十分防ぐことができます。
ですが、固体伝播音については一概にボリュームを小さくすれば防げるというものでもありません。
固体伝播音とは文字通り、床や壁、壁の中の配管といった固体を通じて伝わる音のことです。
子供の足音や椅子を引く音、場合によってはスリッパの足音もこれに該当します。
それ程大きな音を出したつもりが無くても意外と響きますし、壁や床を通じて伝わるので上下左右どこの人にも響く可能性があります。
我が家の場合はこの固体伝播音だったから結局どこの家が原因だったかが判明しませんでした。
気付かないうちに自分が周りの人に迷惑を掛けているという可能性もありますので注意が必要です。
固体伝播音の対策はどうしたらいい?
じゃあ、どういった点に気を付ければいいの?
ということですが簡単に気を付けるべきポイントを何点か書きました。
・小さい子供がいる家は防音マットを敷く
・壁に打ち付ける場合は時間に注意する
・入居時の挨拶で子供がいる家庭は事情を伝え、理解して貰える状況を作る
基本的には床や壁が振動しそうなことを気を付けるという観点で考えていきましょう。
人それぞれ許せる騒がしさは違うので難しいですが、周りの人の立場になって考えていくしかありません。
とはいえ、自分の周りに住む人は選ぶことができません。
ですので、日頃から何か問題があった時に話し合える関係を作っておきましょう。
既に周りに人が住んでいる様であれば仲介業者を通じて住人の状況を確認しておくのもいい方法だと思います。
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少しでも僕の様な恐い体験をする人が出ないよう、集合住宅に住む人は音と振動に気を付けて気持ち良い生活をしていきましょう!
どうしても納得できない、騒音から逃れたい!という方は引越しを視野に入れるべきかもしれません(悔しいですが!!)
出ていかない相手を呪っていても仕方ないですし、1秒でも早く素敵な生活を手に入れましょう!
そこでも色々とありましたので参考になれば嬉しいです。
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また、URを選ぶ方は倹約志向でお金の知識が豊富。固定費の見直しを検討したい方はこちらの記事もどうぞ。
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