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リフォーム済み中古マンションは大丈夫!?実は購入してこんなトラブルに遭いました!

名古屋でリフォーム済み中古マンションにて生活しているハルトモです。

実際に8か月生活してみての感想については別の記事でまとめてますので、そちらをご覧ください。

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どうも、名古屋市内で中古マンションに住んでいるハルトモです。 コロナでおうち時間が増えた リモートワークで作業できる部屋が欲しいから引越しを検討している家に対して今までそれほど気にしていなかった人も「どうしよ[…]

今回はその記事の中でも書いたトラブルについて書いていきますので、中古マンション気になるけど不安なんだよなーって人はぜひご覧下さい。

あってはならない住宅トラブルですが、大きいことから小さいことまであらゆるトラブルに遭った僕だからこそ、皆さんに役立つ情報を届けられると思います(笑)

・中古マンションでどんなトラブルが起きるのか
・トラブルに遭ってしまったらどうしたらいい?
・発生してしまった時の解決方法は?
注意:ここからの内容についてはあくまで僕の個人的な経験になります。

リフォーム済み中古マンションを購入したらこんなトラブルがありました

まず前提として、僕らが購入した物件は中古マンションでもリフォーム済みの物件になります。

フルリフォームとまではいきませんが、共有部分以外はほぼリフォーム済みという状況でした。

物件引き渡しから今に至るまで、まあトラブルだらけ(笑)

正直怒れるやら、呆れるやら。

まずはざっとどんなことがあったのかまとめてみました。

・洗濯機下の排水不良
・原因不明の床にできた汚れ
・引渡し当日に未だに物件案内の張り紙が張りっぱなし
・クリーニングしたはずなのに床に汚れ
・リフォーム済みの洗面台に傷がついている
・入居2日目にして障子の部品が外れる

そして、これらのトラブルに遭遇して感じることが

無駄に時間を取られることが最悪!!

どれだけ無駄な時間を費やしたのか・・・
多分、これだけトラブルに巻き込まれた人はいないのではないだろうかという位の数ですよね(笑)

しかも、割と笑って流せないトラブルも・・・

全部詳細に書くと、ストレスで爆発するかもしれないので大きなトラブルについて具体的な状況を説明します。

大きなトラブルは本当にキツイ

大きなトラブルで挙げた内容は生活への影響が本当に大きいです。

特に水回りのトラブルはマンション住まいだと下の人へ迷惑を掛けてしまう可能性もあるので、本当にヒヤッとしました。

しかも自分たちが悪い訳でもないのに。という思いが強くて余計に腹立たしい思いをしました。

洗濯機下の排水不良

皆さんの家庭でも洗濯機の下には防水パンと呼ばれるプラスチックの土台があって、そこから洗濯機の排水ホースが排水口に接続されているという様な状況になっていると思います。

我が家も接続部分については問題なかったのですが、洗濯機の脱水→排水の際に排水口から水が溢れ出していました・・・

全く流れないということではなく、一時的に逆流した排水が少し時間が経つと排水されていくという状況でした。

とはいえ、確認してみたら防水パンの高さギリギリまで水が溜まるという・・・

引っ越した際に洗濯機の下が掃除できる様、嵩上げしてあったから洗濯機は壊れませんでしたが、それをしていなかったらどうなっていたのでしょう。

ゾッとしますよね。

しかも逆流していることが発覚したので12月30日と年末のどうにもならない時期。

分かった当初は原因が分からなかったので管理会社へ連絡を入れたところ、年末にも関わらず調べてくれることになりました。

しかも30日だけでは解決できず、大晦日の日も朝から来て調べて貰った結果・・・

原因は排水管へのパイプが接続不良だった

問題のパイプ。口付近の部分が変形して潰れています

原因はマンションの排水管へ接続するパイプが潰れていた為、必要な排水量を確保できていないことが分かりました。

パイプが潰れていたとはいえ、完全に閉じていた訳ではないので洗濯機からの排水量が少なくなると、排水管へ水が流れていく為、発覚したのが年末だったということです。

僕らは8月に入居していたので、4ヶ月もの間、ずっと気づかずに生活していたという訳です。

じゃあ、そもそもなぜこんなことが起きたのか。

施工した水道業者に直接説明させる為に家へ呼びました

すると、「部品の問題で最後にねじを締め上げる時には防水パンを置いた状態で行う為、パイプが潰れていたことが分からなかった」と。

更に驚いたのは、全体の10%程度の確率で起きてしまうので今はその部品を使っていないとのこと。

10%って高過ぎない!?
しかも施工した水道会社の社長へ「それって施工不良なんじゃないですか?」って聞いたら「そう思われてもしょうがないですね」と。
いや、「大変申し訳ありませんでした」じゃないのかと!!
自分たち悪くないです」ってスタンスでいるのに怒りしか覚えませんでした。
補修については別の水道業者にて修理して貰いました。
とてもじゃないけど謝罪に来た業者は信用できなかったので。

原因不明の床にできたシミ

壁の角(はばき)が開いてそこから水が出ている様に見えますよね

これは入居後のある日、食器棚と冷蔵庫の間にある日シミがあるのに気付いたのがきっかけでした。

引越し業者が冷蔵庫を入れた時にもそんな話は出なかったし、別の日に入れた食器棚を運んできた業者もそんなことは言ってない。

ということは、それらを運び終えてからできたシミ??

で、その場所というのはキッチンの背中側でそばに水気が何もない場所。

しかもよく見ると床と壁の継ぎ目(はばき)辺りから漏れ出ている様に見える。

明らかに入居後の僕らのせいじゃないということで、販売元のリフォーム会社へ確認を入れました。

で、現地立会で確認して貰った時に「油でもこぼしたんじゃないですか?」という一言に妻激怒。

キッチンの背中側ということで、どうやってそこに油が飛ぶのかと。

納得はできないながら、壁の中を確認する為の点検口を作ると工事費は全額こちら負担になると言われ、渋々様子見になりました。

そんな時に先程の排水不良の件があった為、信用できないからこっちも調べて欲しいと申し入れしました。

幸い、排水補修に来た業者の方はとても親切でしたので、その方たちに調べてもらうことに・・・

原因はトイレの取り付け工事時の施工不良

これについては、調べて貰った水道会社の見解にはなりますが、

①恐らくトイレの取り付け時に各部屋へ引き込む管に溜まっていた汚水が漏れた
②漏れた汚水が壁の中のコンクリートを伝って、トイレ裏で接しているキッチンに面する壁あたりへ
③結果として壁から滲み出てきた

ということでした。

幸いにも排水管に穴が空いていて下の人に迷惑を掛けるということは無かったのが、せめてもの救いでした。

そしてこの工事をしたのもやはり先程の排水不良と同じ水道業者。。。

本当に一体何なのかという怒りしかありません。

で、この床の補修については3日間必要で、日曜日は業者が休みの為、木~土の3日間で行う予定になっています。
(記事を書いている時はまだ施工されていません)

この3日間は家を空けることもできず、夫婦共働きの僕らは2日間の有給もしくは在宅勤務できる様、調整をしなければなりません。

更に食器棚も冷蔵庫も動かしたままで、食事の準備もできるか不明な状況です。

にも関わらず、外食か出来合いものを買ってくるとなっても費用は僕らで負担しろと・・・

シミについては契約不適合なので対応しますが、それによる二次的な被害は対応しないというのがリフォーム会社のスタンス。

本当に一体何様なんでしょうね?

中古マンションでトラブルに遭ってからどうしたか

僕らは大小様々なトラブルに遭いました。

そして一個ずつ自分たちなりに解決をしてきました。

これが最良だったのかどうか分かりませんが、僕らはこんな対策を取りました。

リフォーム会社と納得できるまで話を続ける
・仲介業者を巻き込んでプレッシャーを掛けてもらう
・別の人の意見も参考にする
・訴訟も辞さない覚悟を伝える

リフォーム会社と納得できるまで話を続ける

一番の解決策はこれしかありません。僕の場合はまず契約した際の担当営業と補修について交渉。

埒が明かないので上司に窓口を代わって貰いました。

それでも話にならないので「じゃあ社長から納得できる説明が欲しい」と伝えました。

これは僕も同じ営業マンの立場なので分かるのですが、「社長を出せ」って結構強烈なワードなんですよね(笑)

とはいえ、こちらはそれくらい怒っているということを伝えないと物事が進まなかったのでそういった多少強引な手も使いました。

起きてしまったことはしょうがないので、それに対してどう向き合ってくれるか。

納得できないなら納得できるまでとことん話すしかないのかなと思っています。

正直、電話でどれだけ主張と譲歩を繰り返したか分かりません(笑)

仲介業者を巻き込んでプレッシャーを掛けてもらう

これは効果があったかは分かりませんが、我が家の場合はリフォーム会社と僕の間に仲介業者が介在しました。

その仲介業者が大手の会社だったので

お宅を信用して買ったのにこんな対応では困る。仲介料を払っている以上、納得できる様に向こうへ申し入れをしてくれ

こんな感じのことを何度か伝えました。

まあ、向こう側にしてみればこれから先も仕事をしていくかもしれない関係なので、申し入れをしてくれたのかは不明ですが。

が、安くない仲介料を仲介業者には支払っているので何かあった時は巻き込んでいいと思います。

別の人の意見も参考にする

僕の場合は父親が建築関係で働いていたこともあり、相談に乗って貰いました。その上でどこまでこちらも言っていいのか判断材料にしました。

また、補修工事に来た別の水道業者の方も今まで経験してきたトラブルでどうやって対応したか、リフォーム会社にはどうやって伝えるといいのかというアドバイスを貰いました。

運があったとは思いますが、専門的な知識や経験者に聞ける方は一回聞いてみることをオススメします。

知っていれば主張できることもありますが、知らないと何も言えないので。。。

訴訟も辞さない覚悟を伝える

正直、これはハッタリの部分もありました(笑)

「こちらは簡単に引き下がるつもりはない」と意思表示することも時には必要かもしれません。

これで「受けて立つ」となるとどうしようか考えてしまいますが、誰だって時間もお金も掛かる訴訟なんてやりたくないはず。

家を買うという長い間ローンを支払っていくものだからこそ、節度を持って徹底抗戦していきましょう。

交渉した結果どうなった?

ほかにも色々とありましたが、交渉結果としては次の通りになりました。

・補修については費用負担一切なし
→お金は掛かってませんが、工事の度に時間を拘束されるのは正直辛い
・食洗器(置き型)を無償で設置
→あまりに対応が悪すぎたので補填として無償で食洗器を設置して貰いました
今回のトラブルについては施工不良によるところが大きいので、費用負担についてはリフォーム会社もすんなりと受け入れました。
交渉が長引いたのは、補填内容(食洗器)の部分
もしかすると「無料で直して貰ったんだからいいでしょ?」なんて意見もあるかと思いますが、今回補修して貰った箇所については、引渡し時に本来渡すべき状態に戻っただけということ。
つまり、「0から1」ではなく「-1が0」になっただけのこと。
にも関わらず、あまりにリフォーム会社の対応が悪かったせいで僕らの時間だけが奪われました。
こちらだけが貴重な「時間」というコストを払っているのに、リフォーム会社は「直したら許される」というのは納得いきませんでした。
最初は「補填は一切できません」というところから、声を上げ続けた結果、「ようやく食洗器ならご用意できます」となりました。
結果として補填するということにはなりましたが、あまりにも渋られたので不信感は拭い切れていません。

中古マンションは会社と営業マンが大事

以前の記事にも書きましたが、やはり中古マンションを購入するときは、販売している会社と営業マンが大事です。

仲介業者を入れていても、僕らの場合はどこか他人事といった感じを受けました。

そうなると直接販売会社と僕らは交渉をしていかないといけません。

トラブルがあってはいけないのが基本ですが、人のやることに100%はありません。

だからこそ、信頼できる会社ひいては営業マンを見つけることが大事。

やり取りで不安を抱く様なことがあった場合は他の業者に切り替えることも必要です。

皆さんはこんなトラブルに巻き込まれない様、心からお祈りしております!!

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