「上司と気が合わない!!」
「もう限界だ!やってられるか!!」
30代でバリバリ働いていると合わない上司の下につくことってありますよね。
「自分は運が無いな」なんて思う人もいるかもしれませんが、実は「上司と合わない」と感じている人は多いんです!
2019年にクラウドワークスが社会人1,000人に行ったアンケートでは、なんと85%もの人が「合わない上司がいた」と回答しています。
つまり、会社員として働いている以上合わない上司と働くことは普通のことなのです。
今回は社会人11年目で多くの”合わない”上司と関わってきた僕が、『合わない上司とはどうすれば良いのか』原因と対策について解説していきます。
この記事を読むと、
- なぜ上司と合わないと感じるのか
- 合わない上司とどう関わるのがいいのか
- 注意するのはどんな点なのか
がわかる記事になっています。
自分と合わない、もっと言えば嫌いな上司と上手に付き合うことでストレスの少ない働き方ができるようになります。
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合わない上司はどういったタイプ?
仕事上で関わる上司にも、「この人合わないなー」と思う人はきっといるはず。
とはいえ、上司は職場の中でも仕事をしていく上で良い関係を築きたい相手。
まずは上司のどういったところが合わないと感じるのかまとめました。
あなたの嫌いな上司はどれか当てはまっていませんか?
- モチベーションを下げることばかり言う
- 自己中心的な指示ばかりしてくる
- すべての報告を求めてくる
- 出世欲が強過ぎる
- 性格が合わない
それでは詳しく見ていきましょう。
モチベーションを下げることばかり言う
仕事を一生懸命がんばっていてもモチベーションを下げられるとイラッとしますよね。
「なんで○○はこんなことができないの?理由教えてよ?」
「お前、本当に大丈夫か?大丈夫なんだよな?」
言っている本人にとっては心配や優しさのつもりで掛けてる言葉でも、言い方やタイミング次第ではモチベーションがダダ下がり。
仕事をする上で気持ちよく働けないのはストレスが溜まります。
自己中心的な指示ばかりしてくる
「この資料、午前中にはまとめといて」
何気なく言われた一言。いやもう11時なんですけど…
というのは実際に僕が経験した出来事。
僕も営業で得意先を持っているのでそちらの対応で手一杯。
にも関わらず、こちらの事情を一切考えてこない上司はイラッとします。
すべての報告を求めてくる
報連相は社会人の常識。というのもわかりますが、どんな仕事でも「まだ伝えるほどじゃないよな」ということはよくあります。
その判断をこちらでしたいという上司の気持ちも分かります。
ですが、あまりにも報告ばかり求めてくる上司だと、自分のペースや判断で進めたい時にはなんだかなーって思います。
それに頭を使って、自分で痛い目を見ないと成長できないことってありますよね。
出世欲が強過ぎる
明らかに目立つプレゼンだけやって事務処理は部下にやらせる。
自分のプラスにならないことは他の人に押し付ける。
上司として合わないと同時に社会人としてその身勝手さはどうなんでしょう?
ただ、このタイプの人は社内営業(関係者への根回しなど)は上手だったりするので、注意が必要です。
僕の職場でも、花形の部署へ行きたいと自分から手をあげたけど、半年でギブアップした人がいました。
ご丁寧に病院で処方箋まで書いてもらって。別の部署に異動した後はピンピンしてましたけどね…
性格が合わない
無駄に体育会系だったり、仕事に対する意識が違い過ぎたりでどうやっても合わない人っていますよね。
悪い人ではないんだけど、どうしても合わない。
一番関わり方に困るんだけど、僕も一度だけ経験があったタイプ。
ホント悪い人じゃないんだけどなー。
「上司と合わない」そんな時の対策は?
僕の解決方法は、
上司を変えるというのは簡単ではありません。
だったら自分を変えることの方が簡単ですよね。
合わない上司にイライラして職場の空気まで悪くする前に次の3つの対策を取れば、楽しく仕事ができるようになります。
上司の良い部分を見つける
合わない上司にイライラするのは分かりますが、上司の良いところもあるはずです。
部下として見習うべきところは素直に見習う。
良いところがもし見つかれば、「あの人は合わないけど、いいところあるしな」なんて許せると思います。
もしひとつだけでも良いところが見つかれば、合わない上司も少しはマシな上司だと思えるはずです。
定年までずっと一緒はない
合わない上司もずっと一緒に働くことはありません。
「ジョブローテーション」として、定期的な配置換えを行なっている会社も多くなりました。
転勤がある人であれば、尚更いつまでも上司が同じということはありません。
上司も自分も異動する可能性があることを覚えていれば、「ま、いつかは離れるでしょ」くらいに心の余裕を持てるようになります。
仕事上の関係だと割り切る
人間的に許せないとしても、会社員として働く以上、仕事での結果が出れば問題はありません。
仕事上での連携が取れていれば、仲が悪くてもいい。
あくまで職場上のつながりであり、自分の給料を稼ぐためだと思えば開き直れるはず。
上司との関係が希薄、ドライってことを年配の方は良くないと捉える方もいます。
ですが僕はそういうドライな関係を築けるのも「会社員」だからこそと考えています。
会社はどこまでいっても仕事をする場であって学校ではありません。
無理に仲良しじゃなくて全然OKです。
上司への対応を間違えると悪化する可能性も
どれだけ合わない上司であっても上司は上司。
なので、対応を間違えると今以上に関係性が悪化し、最悪自分の評価にも影響が。
・同僚や後輩などに上司の悪口を言わない
・態度に出ないよう注意する
当たり前と言われれば当たり前ですが、ついつい出ちゃうのが人間。
特に合わない上司と仕事をしていると、つい態度に出てしまうので注意しましょう。

上司も人間なので、明らかに「自分のこと嫌ってるな」とわかるとやっぱり冷たくなります。
見事に僕は隠しきれずに一時バチバチ状態でした(笑)
その時の仕事はまーやりづらい…
お互いに大人なので、例え合わない上司とでも上手にその辺りはやっていきましょう(笑)
それでもどうにもならない時は…
- 人事への異動願い
- 職種を変える
- 転職も視野に入れる
ということも視野に入れて動いていくのがいいです。
まずは異動する意思を示すこと。
当たり前ですが、周りの同僚もあなたと上司との関係に気づいていたとしても、勝手に異動させてはくれません。
そしてその次に、職種を変えることもひとつの手段です。
これは営業から事務や企画系に変わるイメージ。
ただ、自分のやりたいことが今の職種しかないという場合もあるので、本当に今の職種じゃないとダメなのかは真剣に考えてみた方がいいです。

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そして最後の手段が転職。
会社自体を変わることになるため大変ですが、人間関係以外に問題がある場合は思い切って転職も視野に入れていいと思います。
・doda転職エージェント:幅広い求人情報を提示してくれるので転職の第一歩に
・パソナキャリア:求人情報の比較がしやすいので転職市場の動向を調べるときにぜひ
まとめ:誰だって上司(部下)とは仲良くやりたい
誰だってみんな仲良く、気持ち良く仕事をしたい。
この一点だけは会社員である以上、共通の思いです。
それでも人間である以上、合う・合わないはしょうがない。
ただ、合わないからといって態度に出てしまうのは大人気ないですよね。
お互いに気持ちよく仕事ができるように、そしてどうにもならない場合は自分で自分の身を守れるように、一緒に会社員生活をがんばっていきましょう。
・上司にも色々なタイプがいる
・合わない上司に出会った時は自分の意識を変える
・嫌でも周囲へのグチや態度に出さない
・最悪の場合は転職も検討する
そもそも、仕事がつまらない。そんな方にはこちらの記事をおすすめします。