こんにちは、ハルトモです。
今回は読んでみてタメになった本の紹介です。
「伝え方が9割」
タイトルからして、なんか重要なことが書いてありそうですよね。
人に自分の考えやお願いを「伝える」ことって一生必要。そんな重要な事ですが、今まで真剣に勉強したことがない。
そんな私に役立つ知識を与えてくれた「伝え方が9割」という本についての感想・まとめになります。
・相手からOKを貰うにはどうやって伝えたらいいか知りたい
・告白や大事な商談など、相手の心を動かしたい場面に
夫婦で仲良く生活したいというのはみなさん思いますよね。僕らは結婚してもうすぐ3年目になろうとしています。もちろん夫婦としてはまだまだですが、夫婦仲については良い方だと思っています。今回はそんな僕ら夫婦が実際に仲良しで[…]
佐々木圭一ってどんな人?
この本の著者である、佐々木圭一さんはコピーライターという言葉を使うスペシャリスト。
そんな佐々木さんですが、新卒で広告業界の大手、博報堂へ入社。
ここまでだと「最初からスゴイ人だったんだ〜」で終わってしまうのですが、配属された先ではとんだポンコツだったそうです。
このままではヤバいと思った佐々木さんは過去の名作コピー集をひたすら読み漁っていたある日、
「あれ、このコトバとこのコトバ似てるな」
名作と呼ばれるコピーには一定の法則があるということに気づいたのです。
つまり、カッコいい言葉やシビれる様な言い回しもセンスや才能ではなく普通の人にも作れるということ。
この「伝え方が9割」はそんな佐々木さんが気づいた法則について書かれた本です。

「伝え方が9割」の要約・まとめ
この本は次の3章で構成されています。
第2章:「ノー」を「イエス」に変える技術
第3章:「強いコトバ」をつくる技術
伝え方にも技術があった!
第1章では佐々木さんの経歴とコトバの法則に気づくまでの経緯、伝え方が上手いことでのメリットが書かれています。
就職活動での自己紹介や結婚したい相手へのプロポーズなど「伝え方」を失敗できない場面は人生においていくつかある。
そんな時に最高の伝え方ができたら人生はきっとバラ色です!
・伝え方は大切だとわかっているのに、誰も鍛えていない
・教科書で正しいコトバと、実践で効くコトバは違う
「ノー」を「イエス」に変える技術
第2章のテーマは、相手にこちらの要望を伝えて望む通りの「イエス」を貰うにはどうしたらいいのか。
相手にこちらの要望を伝えても必ずしも「イエス」を貰えるとは限りません。
これは営業マンの僕も実感していることです。どれだけ盛り上がっても相手にメリットが無いとOKが貰えない。
じゃあどうすればいいのでしょうか。
基本的な考え方としては
→こちらの要求ばかりを伝えがちなので失敗する②相手の頭の中を想像する
→相手は何が好きなのか、何なら喜んでくれるのか、リサーチしましょう
③相手のメリットと一致するお願いをつくる
→デートに行こうではなく、おいしいピザを食べに行かない?など
相手のメリットを提示すると「イエス」を貰いやすい
「強いコトバ」をつくる技術
個人的にはこの第3章がめちゃくちゃ刺さりました!
私がTwitterの様な短文でインパクトのある文章を書きたいと考えてるかもしれません。
そんな「強いコトバ」を思い通りに作り出せたらなんかスゴくありません⁉︎
現代におけるキャッチコピー、名言やスピーチを実例を元にして、「この文章にはこの法則」みたいな感じで解説されています。
へー、あのフレーズって言われてみれば。。。なんて感動があります。
そんな法則は次の5つに分類されています。
→「!」を文末につけたり、「そうだ、」とか「実は、」なんて書き出しは目を引きます
・ギャップ法
→逆の言葉を一文で使う。
例:『これは私の勝利ではない、あなたの勝利だ』(元アメリカ大統領オバマの演説より)
・赤裸裸法
→手が震えるや目頭が熱くなるなど、体の変化をもって共感を生み出す
・リピート法
→何度も同じ言葉を繰り返すことで印象付ける
・クライマックス法
→「ここだけの話ですが、」なんて感じで興味を引く方法
5つの法則の中で特に印象的だったのは「ギャップ法」でした。
「No. 1にならなくてもいい、もともと特別なオンリーワン」:世界に一つだけの花
「事件は会議室で起きてるんじゃない!現場で起きてるんだ!!」:踊る大捜査線
「お前の為にチームがあるんじゃねえ。チームの為にお前がいるんだ」:スラムダンク
みなさん一度は聞いたことがあるフレーズばかりじゃないですか?
簡単に言ってしまうと、一つの文章の中で対比(ギャップ)を作ることで印象的になるというもの。
NO.1⇆オンリーワン、会議室⇆現場、お前の為にチーム⇆チームの為にお前
確かに!!
こうやって名作フレーズを比較してみて法則があると言われると面白いですよね。
他にもこうした法則について説明されていて、強いコトバを意図的に作れるというのはとてもタメになりました。
・情報量は10年前の530倍になり、ふつうのコトバは無視される
人生を楽しく生きていく為に必要な知識
私はこの本を読んで、「伝える」ということは人生において欠かせない知識だと感じました。
言葉を使わない生活は考えられないし、Twitterみたいな短文のSNSを活用したいですしね。
読んでタメになったなーではなく、実際に役立つ知識ばかり載っている本ですので、気になった方はぜひ読んでみてください。
ではまた別の記事でお会いしましょう。
こんにちは。社会人になってから毎日仕事に追われて時間も体力もないなんてことありませんか?「あの本を実は読みたかったんだ」とか、「ニュースを見る余裕がない」とか。そんなことって当たり前の様にあると思います。朝活すればい[…]
※文章が苦手な方は漫画版もあります♪